ビーチとカニと廃墟
雨季真っ只中のケップにいってきた
プノンペンからバスで5〜6時間
国道3号線は道路舗装中で穴ぼこ水溜り
胴長の大型バスはたちまちサファリバスのように揺れ始める
背もたれから起き上がり、自分の体幹に身をまかせると酔わずに楽しい
潮風と波の音
落ち着く
小雨の中入水したが、寒かった
Tシャツデニムで泳いでるカンボジア人すごい
友人おすすめのHoly Crabで夕飯
このお店、クラブマーケット沿いの中で群を抜いてお洒落
カニのアモックはココナッツミルクとカニの身で濃厚こってり美味しかった
軽めのクラッカーかカリッと焼いた薄切りバゲットと一緒に食べたい
カニとワインで気持ちよく就寝
翌朝
ホテル近くを朝散歩中に
廃墟をみつける
周囲の木々と同化するほど朽ちた壁にスプレーの鮮やかな色が存在を主張
朝露に濡れた緑にもまたうっとり
ケップビーチをクラブマーケット方向に歩いてビーチの終わりらへん
右手山の斜面
続いて
カニのオブジェを右手に通り過ぎ
Rock Royal Hotel&Resortの一本裏路地に広がる廃墟ゾーンへ
20世紀初頭 フランス植民地時代
フランス人によってリゾート開発され別荘や邸宅が建てられたケップ
それら屋敷は100軒を超え
いま廃墟として残っている
マニアにはたまらないネ
それらはすべてポルポト時代に破壊された
まだ新しい外壁に
銃弾や意図的に破壊された跡が残る
激動の時代を超え、ここでひっそりとカンボジアをみている
彼らに感情があるならばなにを思うだろう
歴史感じるケップ、また来たい